底辺絵描きがいろいろ描き散らしたり書き散らしたりするブログ。
読書や音楽やゲームも趣味。PSO2プレイヤーでもあります。
たまにナマモノの絵も描きます。陰陽座とかGALNERYUSとかV
系とか。
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趣味は色々あるのですが、一つのことに熱するとしばらく夢中になる質でして、今は読書に夢中です。
あ、あと、ブログもねw
この間まではまるで音沙汰なしだったのに、一度書き始めると書く癖がつくようになりますな!
とうとうこれに手を出しましたよ!『占星術殺人事件』!
綾辻先生の『人形館の殺人』でも、『占星術殺人事件』をほのめかす内容が出てきていたので、ずっと読みたいと思っていたのですが、なんとなく二の足を踏んでいました。
理由は二つあって、一つ目は単純に本屋に置いてなかったからです。
別に図書館で借りてもよかったんですが、改訂完全版が出ていたので、そちらで読みたかったのです。どうせなら作者の現在の意向に従いたかったので。
二つ目は、島田荘司は読むのが大変!という固定観念が頭にあったからです。
しかも、この本の「私は読者に挑戦する」という文句を読む前から知っていたので尚のことでして…。
そういえば、『占星術殺人事件』の初版って、解決編が袋とじになっていて、切らないと読めなかったそうですね。
今も切っていないのが残っていれば、プレミアがつくかもですよ?(ゲス
で、読んでみた感想は、やっぱり大変でした。
でも、とってもフェアで、とっても読み応えがあり、嫌な大変さではありませんでした。
推理に必要な要素が読者側にすべて与えられるので、租借して理解するのには頭を使いました。
トリック自体は単純なんですが、情報は複雑。
結論からいうと、私は犯人を見つけることも、トリックを見破ることもできず、島田先生の挑戦には負けましたw
悔しいなぁ。だけど、読み応えのあるいい読書ができました!
あと、探偵の御手洗潔がいいキャラw(どうにもトイレ掃除を彷彿させる名前ですよね
御手洗さんは京極堂シリーズの榎さんになんとなく似ている気がするので、榎さん大好きな私は、御手洗シリーズにハマっていってしまうんだろうなぁw
漫画版の『ミタライ』も気になるところ。御手洗さんとおぼしき人物がイケメンに書かれていたのでw
さて、次の島田作品は『異邦の騎士』か『斜め屋敷の犯罪』か、何を読もうか迷っているところです。
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